保険仲立人によるコラム 2012.10.1

保険料だけではない!注目すべき保険の付随サービス


9月16日(日)なにげなく点けた朝のテレビ番組(日本テレビ系列、シューイチ)にてベルフォアジャパン株式会社という災害復旧専門会社が紹介されていた。東日本大震災以降、他の番組でも取り上げられる機会が増えてきており注目されている企業と言えるだろう。

 

近年、保険会社は保険に付随するサービスとして様々なメニューを取り揃えてきている。身近なところでは自動車保険にはロードサービス。医療保険やがん保険などの生命保険にはセカンドオピニオンサービス。労災上乗せ保険にはティーペック社などのメンタルヘルス相談サービスなど。保険商品の付加価値を上げるために様々なサービスを提供している。


そのひとつとして、上記ベルフォアジャパンが企業分野の火災保険の付帯サービスとして早期復旧サービスを提供している。この会社は2004年にドイツの災害復旧専門会社であるベルフォア社と東京海上日動火災が共同で立ち上げた会社であり、東京海上日動で企業分野の火災保険等に加入している顧客に罹災後の復旧に関してベルフォアのサービスを積極的に導入している。具体的には、火災や津波などで罹災した工場等の機械や設備を洗浄し、きわめて早期に現状復旧を行うことで未稼働による売り上げ減少を防ぐという企業の早期復旧に特化した活動を行っている。

番組では、機械の基盤をひとつひとつ取り外し、水(精製水)で丁寧に汚れを洗い落としたり、粉砕したドライアイスを高圧で噴射することで、消火剤の粉を取り除いたりと、エッーと驚くような方法で傷んだ機械をつぎつぎと再生していくのである。特殊機械の基盤を新規で再作成しようとすると、ものによっては数か月単位の時間がかかってしまう。それを洗浄復旧という方法により数日間で工場を元の状態までもっていく技術は企業にとってこれ以上ありがたい話はない。

 

東日本大震災の被災企業のインタビューの中でも最も致命傷となるのは、長期間工場を稼働できないことにより発注先を他社へ移されてしまうことだと話していた。火災保険や地震保険などで建物・機械など物自体の損害はカバーできるが、減少した利益や失った顧客を元に戻すことに費やす労力と費用を考えると、罹災後の1日も早い復旧というのは、企業にとって死活問題となってくるといえるだろう。

 

東京海上日動火災では企業用火災保険に加入しているだけでこのベルフォアのサービスが付帯サービスとして受けられるという点ではメリットが大きいといえる。損保ジャパン・三井住友海上もリカバリープロ株式会社というベルフォアジャパンと同様の会社との提携により同様のサービスを提供している。損保ジャパンに関しては企業用火災保険だけでなく、工事保険や船舶保険までもこのサービスの提供範囲となっている点が特徴的だ。保険選択で補償内容と保険料での比較はもちろん重要なことであるが、工場(特に下請け工場)・病院など業種によっては罹災時の早期復旧支援の可否は保険料の差では比較できない程、保険選びの重要な要素となってくるのではないだろうか。

 


「法人保険コンサルタントコラム」一覧へ戻る
お気軽にお問い合せください

経験豊富な企業保険専門のスタッフが貴社のリスク対策・保険料削減を親身にサポート致します。

フォームによるお問い合わせTEL 092-502-4002 FAX 092-502-4066
保険仲立人によるコラム
弊社の事故対応について
弊社スタッフ紹介
媒介実績のある保険会社
採用情報

株式会社 エヌ アイ ビー

〒812-0014 福岡市博多区比恵町1-30-202
TEL: 092-260-9102 FAX: 092-260-9103
財務省福岡財務支局長登録:第4号 蔵銀第1427号
勧誘方針プライバシーポリシー