保険仲立人によるコラム 2010.2.1

「プリウス」のリコールから考えるリスク対策

トヨタ自動車は9日、新型「プリウス」などハイブリッド車4車種をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。ブレーキに不具合があるためで、対象は世界で約43万7千台。プリウスの改修は国内では10日から始め、ほかの3車種は準備が整い次第、改修する。(2月9日西日本新聞より)


数年前は「最強企業」とも言うべき存在だった「トヨタ」が、アメリカではリコールに伴い、訴訟の動きが顕在化しつつあります。あのトヨタでさえ、訴訟に巻き込まれるのですから、一般企業においては、より周到なリスク対策が必要と言えます。通常、製造業・卸売業等ではPL保険(生産物賠償保険)に加入されていることと思います。しかし、PL保険が支払われる要件というのは、「製造・販売した製品や商品に起因して生じた対人・対物事故。行った工事の結果に起因して生じた対人・対物事故により製造・販売業者が負う法律上の損害賠償責任」を保障するものです。言い換えると、損害が発生していないとPL保険は機能しません。トヨタの例では、ブレーキの不具合でケガをされた方、死傷された方への賠償はPL保険で対応できますが、まだ事故の起こっていないプリウスユーザーへの無償修理の費用などは支払い対象にはなりません。
こういった、リコール時の社告、回収費用等のリスクに対応するには生産物品質保険(保険会社により名称は異なる)があります。残念ながら、自動車関連業種の引受をする保険会社は皆無ですが、食品・飲料品・医薬品・化粧品の製造・販売業者については引受可能業種となっています。引受けの可否や補償対象項目、補償額と保険料などは個別対応となります。
「法人保険コンサルタントコラム」一覧へ戻る
お気軽にお問い合せください

経験豊富な企業保険専門のスタッフが貴社のリスク対策・保険料削減を親身にサポート致します。

フォームによるお問い合わせTEL 092-502-4002 FAX 092-502-4066
保険仲立人によるコラム
弊社の事故対応について
弊社スタッフ紹介
媒介実績のある保険会社
採用情報

株式会社 エヌ アイ ビー

〒812-0014 福岡市博多区比恵町1-30-202
TEL: 092-260-9102 FAX: 092-260-9103
財務省福岡財務支局長登録:第4号 蔵銀第1427号
勧誘方針プライバシーポリシー